立ち止まって休んでみる。
一昨日と昨日は広島へ出張。
実は東京に転勤する前は広島に5年間住んでおり、見知らぬ土地では全くなくもはや地元のような感覚。
広島駅前。見慣れた光景が広がっている。
…2日間の出張期間中は忙しく、昨日の夕方は疲れ切っていた。
帰り道、その疲れを取ろうと駅で買ったダース。
チョコレートを買うなんてかなり久しぶりのことだったから、よほど疲れていたのだろう。身体が甘いものを欲していたのかもしれない。
電車に乗ってから、その箱に書いてあった言葉に目が留まった。
ひと粒、大人を休みませんか。
横浜流星が出演したCMでも流れていたが、改めて見るといい言葉だと思った。
肩の荷がスーッとおりて、身体がリラックスできたような気がした。
大人を休む、か…。
仕事のこと、家庭のこと、自分のこと。
言われてみれば、大人として、やらなきゃいけないこと、考えなきゃいけないことが多すぎるな…。
ちょっとだけ離れてみるか。
そんな気持ちにさせられた。
普段、忙しかったり疲れていてもそれを見せずについ頑張ってしまう日が続いたり、いろいろなことを考えなければならない日が続くとそれが当たり前になって、知らず知らずのうちに疲れやストレスが溜まってしまっていることがある。
大人を休む。
様々な解釈の仕方があると思うが、時には意識を日常から切り離して頭も身体も休めることで、また明日からの日常をリフレッシュして過ごすことができるようになるのだろう。
帰りの電車や新幹線の中、夕焼けに染まる景色を見ながらそんなことを考えていた。
大人としての振る舞いや考え事を、ちょっと立ち止まって休んでみること。
忙しい私たちには、普段意識していなかったことを思い起こさせる、教訓となる言葉なのかもしれない。
1週間もあっという間に終わり。
皆さん、良い休日をお過ごしください。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。