日々思うこと

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睡眠の質を高めるには。

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 この年度末から年度初めにかけての時期は、恐らく1年で最も慌ただしくて忙しい時期ではないだろうか。

 

仕事はもちろん、家庭でも卒業・入学や転勤に伴う転居などが発生すると何かと忙しくなる方も多いと思われる。

 

このような時は、意識している・いないに関わらず身体も疲れているはず。

 

その疲れを取り除くためには、やはり「寝ること」

それも「ぐっすり眠ること、眠れること」が一番だと思っている。

 

「ぐっすり」眠ることがポイントで、睡眠時間を長く取ればよいものでもないのが難しいところ。睡眠時間を長く取っても、眠りの質が浅ければ疲れも取れないことが多い

 

朝、長いこと寝たはずなのに目覚めるとなんだか疲れが残っているような気がすることがある。そのようなときは、大抵眠りが浅いことが影響している。

 

私もここ数日、年度が変わって気持ちも切り替わってきているものの、多忙による身体への疲れは確実にたまっているようで、できるだけ夜、ぐっすり寝たいな…と感じていたところであったため少し整理もかねて、改めて「睡眠の質を高めるにはどうすれば良いか?」について、簡単にだがポイントをリストアップしてみた。

 

睡眠の質を高めるには

 

寝る前にスマホやPCを見ない。

ついやってしまうことの代表かもしれない。

ブルーライトという、スマホやPCのような電子機器から出る青色光が脳を刺激して、覚醒を促させてしまう。寝る遅くとも30分ほど前にはスマホやPCから離れられると、睡眠の質には影響が低くなるようだ。

 

寝る前に考え事をしない。

これも同じく。私もそうなのだが、時折、ふとんに入るといろいろな出来事や悩み事が頭を駆け巡って考え事を始めてしまう。その考え事が堂々巡りになると頭もすっかり冴えてしまい、ひどいときは夜明けまで寝付けなくなることもあり睡眠の質どころではなくなってしまう。

ふとんへ入ったら、何事も気にせずに寝てしまう。これが一番なのだろう。

 

ぬるめのお湯に浸かる。

お湯の温度は38~40℃の、ぬるめの方が良いようだ。それも少し長めにゆっくり浸かることで副交感神経が刺激され、良質な睡眠が可能となる。

また、入浴は、寝る1時間~2時間前くらいが良いと言われている。人間の体は、上がった体温が下がり、脳を落ち着かせる=リラックスさせることで睡眠に誘うように機能している。この、体温が下がる時間が1~2時間と言われているようである。

 

パジャマに着替える。

疲れていると意外とできないことであったりする。外から帰ってきて、食事をしたときと同じ格好で寝てしまうこともあるかもしれないが、そのようなときは横になるものの、なんとなく身体が休まっておらずリラックスできていないと思うのだ。

きちんと寝るための服に着替えることによって安心感を感じることと、気持ちの切り替えが図られることになる。意外とこの差は大きいような気がする。

 

食事は、寝る3時間前(遅くとも2時間前)に。

これはよく知られているかもしれない。身体が食べ物を消化するのにかかる時間である。

食後すぐに寝てしまうと、寝ているのに食べ物の消化活動は行うことから身体は休まらないため、朝、なんとなく胃もたれはするし身体は疲れているし、といった状態になりがちである。とはいえ、仕事で帰りが遅くなってしまい、すぐ寝てしまいたいときもあるかと思われる。そのようなときは、消化の良い食べ物を少し摂るくらいがちょうど良いようだ。

 

適度な運動をする。

日中の過ごし方も大いに影響する。やはり適度な運動をすることも、夜の睡眠の質に影響を及ぼすようである。

適度な運動としてはウォーキングやジョギングなどの有酸素運動が良く、行うことで身体にほど良い疲れを生じさせることになる。平日であれば、通勤の際、1駅分歩いてみたり、難しい場合はお昼休みの散歩を行うだけでも違ってくるだろう。15~30分程度でも、充分にからだにはよい刺激になる。

 

 

ざっと挙げて、こんなところか。

 

ここで挙げたポイントの逆のことを行うと睡眠の質が低くなってしまう、と言える。

 

年度の始め、入社・転勤や昇進などでこれまでより責任が増えたり、仕事以外でも冒頭で挙げた転勤に伴う転居などによって毎日が忙しくなり、肉体的にも精神的にも疲れがたまる日も多くなってしまいそうな方も多いかと思われる。

 

疲れをとるための手段として、少しでも、良い睡眠ができるようにされてみてはいかがだろうか。