日々思うこと

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(ポジティブ心理学)気持ちが前向きになれる行動・習慣について。

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私はこれまでこのブログでも書いてきたように、現在、ポジティブ心理学という心理学を勉強している。

 

ポジティブ心理学とは、1998年に当時、米国心理学会会長であったアメリカ・ペンシルベニア大学心理学部教授のマーティン・セリグマン博士によって創設されたまだ歴史の新しい心理学で、ネガティブな感情も役に立てると位置づけ、ポジティブな感情と合わせてまとめて受け入れたうえで、その感情を上手に使い分けて幸せな人生を生きることを追求する学問で、有名な「ポジティブシンキング」とは明確に異なる考え方である。

 

※ポジティブシンキングとは、ネガティブな感情を見ることをせず、ポジティブなことだけを考える思考のことで、ネガティブな感情を否定しているもの。

 

今回、このポジティブ心理学を勉強していく中で、1つ、気持ちが前向きになれる非常に良い行動・習慣を学ぶことが出来た、と以前、このブログで書いたことがある。

 

t-h79.hatenablog.com

 

 遅くなってしまったが、その「非常に良い行動・習慣」とは、

  

 今日1日の中で「感謝できること」を、寝る前に3つ書き出すこと。

 

 

ポジティブ心理学における幸福感を高める活動の1つ。ネガティブ・ポジティブのポジティブの方に焦点を当てた活動で、「何事にでも感謝の気持ちを抱くこと、味わうこと」で、ポジティブな思考や気持ちを持つことを習慣づけるものである。

 

この「寝る前に書く」ということがポイントで、寝る前にポジティブな感情を味わうことで寝つきも良くなり、心身もリフレッシュされて翌日もポジティブな感情で1日を過ごせるようになるというもの。

 

確かに寝る前の感情は翌朝まで尾を引くもので、夜中、考え事などをしてネガティブなことを考えると眠れなかったり、眠れたとしても翌朝、朝目覚めた時から気分が乗らないことが多い。

 

その点、寝る前に意識してでも感謝したことを思い出していくと、夜も気分よく眠れるようになってくるし、翌日も心なしか気分が沈んだりしなくなってくるのだ。

 

また、感謝したことを書くだけではなく、その感謝の感情を自分で意識して味わうことも大事なことである。

そうでなければ、事務的に書くだけとなり続かなくなってしまいそうである。

 

私がここまで感じてきた「感謝したこと」として書いてきたことは、例えば、

「感謝したこと」

 

 ・新人教育を一緒にフォローしてくれた職場の〇〇さんに対して。

 

 ・オンラインで長時間、一緒に話してくれた子供たちに対して。

 

 ・仕事の帰りに立ち寄って飲んだ、マックのコーヒーに対して。

  仕事の疲れを和らげることができた。

 

 ・ジョギングの途中で見た、道端に咲いている満開の草花に対して。

  気持ちを軽くしてもらえた。

 

 ・通勤電車でいつもより長い時間座れたことに対して。

 

 ・新しくおろしたシャツに対して。

  気持ちが引き締まり、終日気分良く過ごせた。   

 

などなど。

 

私はこの習慣を最近、始めて続けているのだが、はっきりと変わったことは、日々生活する中で、これまでであれば思いもよらなかったことに感謝できるようになったこと。

 

物事や人を見る視点が、良い方向に変わってくるのだ。

悪い面ばかり見ていたり、あるいは何も考えていなかったのが、その人・モノの良い面に目が向くようになる。

 

感謝する対象は、人でなくても良い。本当に、なんでも良い。

また、数は3つ以上でも良い。

 

私の経験で言えば、マックのコーヒーなど普段から何も考えずに飲んでいて、飲んだ一口目に「あ~…」とホッとすることはあっても感謝の気持ちまで抱いたことがあっただろうか、と考えるとそうとは言えなかったので、この「なんでも良いので感謝の気持ちを抱くこと」という考え方は目からうろこであった。

 

まだ始めて間もないことだが、このことが習慣づいていくと、日々、もっともっと気分良く過ごせる気がしている。

 

 

…明日からGWの方も多いかと思われる。緊急事態宣言が各地に発令されている中、外出も憚られるようになってしまっているが、どうか皆様、少しでも楽しいGWをお過ごしください。