支出を減らすには ～お金が貯まらない習慣から考えてみる～
なぜだか分からないけど、お金が貯まらない。
いつも気がついたら使ってしまっている。財布の中身はすかすか…。
私も以前は、このように結構自分の気が付いていないところ、細かいところでお金の無駄遣いをしてきていた。細かいお金でも、日々積み重なるとそれは大きな金額になってしまう。
節約の大事さを痛感してからは、例えばだが仕事へ行くときには自分でおにぎりを作り、飲み物は家からお茶を水筒に入れて持っていくようにするなど、支出を減らすことを心がけてきた。
家計については、保険の見直しなどを始め色々と考えてきたつもりだが、自分自身の日々のお金の使い方についてはあまり意識することが出来ていなかったのは反省しきりである。
そこで、私自身の、当時の「お金が貯まらない習慣」とその経験も振り返って、今回は「支出を減らすには」ということを考えてみたい。
また、光熱費や保険料、スマホの料金のような大きな金額でなく、日々の細かい支出に視点を当てて挙げてみたい。
まず、「お金が貯まらない習慣」。全て、私の過去の習慣でした…。
外食が多い
言わずもがなだが、昼食（外食やコンビニで買う時）の支出が、積み重なると大きかった。これが毎回になると支出も減らないであろう。
ペットボトルを買ってしまう
毎日100～160円のペットボトルを買うとそれだけで月に数千円の支出になってしまう。自分で作れない飲み物ならたまには買って飲んでも良いと思うが、私も家からお茶を持っていくようにしてから、いかにこのことが無駄使いだったか思い知りました…。
100円ショップで買いすぎてしまう
例えば文房具を買うつもりで来たのにお菓子や掃除用具など、当初買うつもりのなかったものをつい買ってしまうパターン。
ついコンビニに寄ってしまう
気軽に入れるので、100円ショップと同じく買うつもりのないものまで買ってしまうことが多い。定価で買うことによる支出も、積もれば大きくなるだろう。
レシートをもらわない
あるいは、もらっても財布の中にレシートが入りっぱなしでぐちゃぐちゃ。いずれも、使った金額を把握する気がないことを表してしまっている。
ATMからお金を頻繁に引き出してしまう
「今月はこの金額の範囲内でやりくりしよう」という考えがないので、お金がなくなるとすぐに銀行へ…。手数料も気にせず引き出してしまうことも。
自分へのご褒美が多すぎる
何かひと段落するたびに「いいだろう」と思って高い買い物をしてしまう。たまにだから「ご褒美」なのだが、その領域を超えてしまっている。
休憩と言ってすぐ喫茶店に入ってしまう
週2～3回、コーヒーを飲むだけでもお店によっては軽く1,000円を超えてしまう。
意外と意識せずにふらっと喫茶店へ入ってしまい、散財することが多かった。
本をいつも定価で購入してしまう
本は楽天やAmazon などのネットで購入すると、古本で定価よりかなり安く売られている。中には送料無料のものもあるし、実際買ってみると古本といっても新品とほぼ変わらないものが多かったりするのでお得である。
何にお金を使ったのかが分からない
冒頭のとおり。収支を把握していないので、気が付いたらお金がなくなっているパターン。
私の習慣の中では、概ねこの辺りのことが大きかった。
これを踏まえて、支出を減らすには？と考えてみると…
特に大事なことかなと思われることを挙げてみると、まずはこの４つを続けていくことだと私は感じる。
貯めてどうするのか、支出を減らしてどうするのかを明確にしておく
目標を定めると、貯める意欲もわくもの。逆にこれができないとなかなか継続するのは難しいと思われる。
収支の見える化をする
毎日「何に、いくら使ったのか」の支出額を明確にして、簡単で良いので家計簿を作成して支出管理をする。「どこで」も記録しておけば、後で見返した時に自分がどんなお店で買い物をするか（してしまうか）が分かるのでなお良いだろう。
Excelで簡単な表を作って管理するだけでも充分だと思うし、最近はスマホでも家計簿のアプリが手軽にインストールできるので、これらを活用するのも良いだろう。
毎月の使える金額を決めてしまう
それ以外の金額は手を出せないようにするため、例えば定期積立などで新規で口座開設して、毎月、強制的に貯金してしまう仕組みにしてしまうのが良いだろう。「余ったら今ある通帳に預け入れしよう」と考えていると、おそらく預ける前に使ってしまう可能性が高くなるかと思われる。
必要なものだけを買う
例えば「安いから買ってしまう」ことをやめることが挙げられる。
一例だと上記の100円ショップの衝動買いなどもそうだし、その他にも「1個100円、3個で278円」といったような商品があるとつい手が出てしまいがちなのだが、本当に３つ必要なのか…と踏みとどまる必要がある。この「踏みとどまる」ことが大事なのだろう。
…とはいえ、なんでもかんでも節約していてはやる気もわいてこない。たまには外食したり、気に入った服を買う、などのこともしながら、楽しくやりくりしていくのが一番良いと思われる。
私自身の経験ですが、お金が貯まらない方、お金を少しでも貯めたい方はご参考ください。
