ポジティブ心理学
スーパーや電車の駅の構内などに置いてあるフリーペーパーを何気なく取っていく習慣がある。地域の情報誌であったり、グルメの雑誌であったりと、読み始めると結構面白い。
昨日も、買い物の時に「資格のキャリカレ」の通信講座のフリーペーパーを取ったのだが、何気なくめくっていたところある資格に目がとまった。
その資格の詳細内容として、以下の主旨で書かれていた。
・充実した人生を歩みたいと思っていても不安やプレッシャーを感じたり、つらい思いをしてネガティブになってしまうこともあるはずだが、この講座で「ポジティブ心理学実践法」が身に付き、人生をより豊かに生きることができる。
・ポジティブ心理学実践法:ビジネス、学業、スポーツ、人間関係など、あらゆる場面で生じるネガティブ感情の意味を知り、その感情と向き合うことの必要性や、感情の比率を理想に近づけること。
・講座終了後は、「ポジティブ心理学実践インストラクター資格」の取得を目指すことができ、インストラクターとして実践法を指導できるほか、様々な人の力になり、幸せへのヒントを提供できる。
(資格のキャリカレ通信講座:2021 SPRING&SUMMER【春夏号】より要約。)
この通信講座のフリーペーパーには当然ながら様々な資格が掲載されているのだが、この資格は自分の今後の生き方に相当役に立つのではないか、自分の生き方だけではなく、接する人達のためにも相当役に立つのではないか、と第一印象で感じた。
そう感じて興味がわいたので、この心理学のことをよくよく調べてみた。
このポジティブ心理学は、1998年に当時、米国心理学会会長であったアメリカ・ペンシルベニア大学心理学部教授のマーティン・セリグマン博士によって創設された、まだ歴史の新しい心理学で、その内容は上記のキャリカレ通信講座の説明で書かれているとおり。
しかし、それでも最初は「ポジティブシンキングと似たようなことなのだろうか」と感じたのだが、これも調べてみるとポジティブシンキングとは明確に一線を画していることが分かった。
なお、ポジティブ心理学について書かれたHPには、見ているとだいたいポジティブシンキングとの違いが述べられている。やはり私と同じように感じる人が多いのだろう。
その違いは、簡単に言うと次のとおりのようだ。
ポジティブシンキング
ネガティブな感情を見ることをせず、ポジティブなことだけを考える思考。
ポジティブ心理学
ネガティブな感情も役に立てると位置づけ、ポジティブな感情と合わせてまとめて受け入れたうえで、その感情を上手に使い分けて幸せな人生を生きることを学問として追求する。
※このページも詳しいです。
〇一般社団法人 ポジティブ心理カウンセラー協会
つまり、ネガティブな感情を否定しない、ということなのだと思った。
確かに、振り返ると私自身そうなのだが、ネガティブな感情というのは見ないようにしよう、気にしないようにしよう、と考えれば考えるほどその感情が逆に強くなってしまっているような気がする。
ネガティブな感情を否定せずに受け入れる。私の中では斬新な考え方だった。
なお、この資格は一般財団法人 日本能力開発推進協会(JADP)認定資格のようで、指定の通信講座を受講すれば試験を受ける資格を与えられ、在宅で試験を受けて合格後、正式に「ポジティブ心理学実践インストラクター」の資格が付与されるようだ。
〇一般財団法人 日本能力開発推進協会(JADP)
〇指定の通信講座(上記のキャリカレの通信講座のようです。) www.c-c-j.com
いろいろ調べる中で、これは役に立つと思い、この心理学を勉強したいと思った。
これまでの人生を生きてきて、自分の人生を豊かにするのもそうでなくさせるのも、結局最後は自分自身の行動、考え方、受け止め方次第なのだろうと最近、特に感じるようになってきている。
自分の人生を豊かにすることで、自分だけでなく周りの人たちの人生にも良い影響を与えることができて、みんながハッピーになる。
その逆も言えると思う。
周りの人たちの人生に良い影響を与えることで、自分の人生も豊かになる。
そうなることが、一番幸せなことなのだろう。
心理学は元々若い時からそこそこ関心があったので、良い機会ととらえて、まずはこのポジティブ心理学についてこれから勉強していきたい。そのうえで、資格の取得にもチャレンジしていきたいと思っている。
…ちなみに本文とは関係ないが、このフリーペーパーを見ていたのはお昼時。最近、全然行ってないな…と思い、何年ぶりかでサイゼリヤに行ってハンバーグを食べてきた。ハンバーグもいつ以来だろうか…というところである。
写真はチョリソーとハンバーグの盛り合わせ(550円)+ライス(150円)=700円。がっつりいきたいときは、お勧めです。