子供は何にでも疑問を持ちたがる。
私(男)は会社員で、家族構成は妻と2人の子供(長女8歳・次女5歳)。
単身赴任をしており、この年末年始、悩み抜いた末に帰省して、お正月も家族で過ごした。
今回の記事はその時のこと。
どの家庭でもそうかと思われるが、小さい子供の好奇心には我が子ながら感心させられるだけでなく、親としても学ばさせられることがある。
このお正月、みんなでおせち料理を食べた時、次女が質問してきた。
「れんこんって、なんで穴が開いてんの?」
不意をつかれて、答えにとまどった。
れんこんに穴が開いているなんて当たり前のことで、そのことに疑問を感じたことすらなかった。
言われてみたらそうだな、なんでだろうね。と言い、褒められた方法ではないがスマホでGoogle検索をして調べてみた。
いくつかのサイトを調べた検索結果を総合すると、れんこんは地面の下のハスの茎が太くなったもので、土の下の茎は空気を取り込む為に呼吸が必要であり、そのためにれんこんには穴が開いている。とのこと。
その説明をすると、次女は分かってくれたようだった。
私自身も、1つ、勉強になった。
長女がもっと小さかったときもそうだった。
この花はなんで黄色いのか、パパはなんで青い服をを着ているのか…などなど、とにかくなぜ、なぜの繰り返しで、絶えず質問をしてきた時期があった。
…ということをたくさん経験しているはずなのに、今回、不意な質問を受けてとまどってしまった自分を少し恥じたものだ。
心理学では、2歳〜6歳の、なぜなぜの質問が頻繁に起きる時期を「質問期」と呼んでいるとか。
このような小さな子供の好奇心に向き合い、芽を摘まないようにすることが親の役目であり、それは子供の成長に大きなプラスになるだろう、プラス、親も日々勉強が必要だな、と改めて感じたお正月であった。