日々思うこと

日常生活の中で思ったこと、感じたことや体験したことを気軽に書いていきます。

子供がパパを好きになるには?パパになつくには? ~私が心がけてきたこと~ 

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私には2人の娘がいる(8歳・5歳)。

自分で言うのもなんだが、子供達とはかなりいっぱい一緒に遊んであげてきた。

 

昨年の春に転勤で単身赴任、そこにコロナが重なってこの1年はリアルで会える機会も減ってしまい寂しい限りだが、その分オンラインで久しぶりに顔を見られるととても嬉しいし、帰った時には精一杯遊んであげているつもりだ。

 

毎日一緒にいるママと違って、パパは仕事もあり顔を合わせる時間がどうしても少なくなってしまう。その中で、どうしたらパパのことを好きになってくれるか、私なりに考えながら過ごしてきた。

 

まだまだ完璧とは言えないかもしれないが、考えて心がけてきたことがあるので書いてみたい。特に同じ年頃の女の子を持つ方やこれから親になる方にとって、この記事が参考になればと思う。

 

 

 

   褒めてあげる

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こう書くと基本的なことのように見えるが、これが意外と「きちんと」できていないことに気づく。

 

普通に褒めるだけでも良いと思うのだが、問題は褒め方で、これが重要かつ難しい

例えば、子供が自分で描いた絵を見たら上手だね、と褒めることに加えて色使いや形の描き方を褒めてあげると、具体的な箇所を褒めてもらえたことでより嬉しく感じることが多いように見える。あるいは、以前と比べて変わったところを褒めてあげる、というのもこの褒め方に該当すると思われる。

 

これらは子供のことをよく観察することが必要になる。実を言えば、この点は私もいまだに試行錯誤の状態だがとても大事なことだと思うので最初に挙げることにした。

褒めるのも奥が深いな…と感じる。

 

   子供の話をよく聞いてあげる

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これも基本的な感じがするが、意外とできていないことがあったりする。

集中して、しっかり話を聞いてあげることが大事だと感じている。

 

例えば、子供の今好きなことを知ってあげて、関心を持って聞いてあげること。アニメが好きなら、そのアニメについてネットでちょっと調べてみるだけでも子供と話ができるはず(私の長女は鬼滅の刃、次女は「ラブパト(ラブパトリーナ)」でした)。

 

その他、子供の小学校や幼稚園での出来事の話を聞いてあげることや、クラスメイトの友達の子で出てきた名前を覚えてあげることも結構大事なこと。私も例えば一度聞いたクラスメイトの子の名前が出てこなかったりなど、この点は失敗をしたことがあった。

 

自分に関心を持ってくれると嬉しいもので(大人の私自身も未だにそうである。子供ならなおさら)、子供は「話を聞いてくれるパパ」と認識して、さらに話をしたがるようになる。そうなれば好循環になるかと思う。

  

   同じことをして遊んであげる

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私が見た限りかもしれないが、公園やショッピングセンターのキッズコーナーなどでも、子供を遊ばせて自分は座ってスマホを触っている人が意外と多かったりする。毎回毎回ではなくてよいのだが、子供と同じことをして一緒に遊ぶだけでも、子供がパパを好きになってくれる確率は全然違ってくるのではないだろうか。

 

私の経験でいえば、例えばキッズコーナーでは、よくあるカラーボールのいっぱい入ったプールで一緒にボールの山に埋もれて遊んだり、公園ではブランコに乗ったり滑り台で一緒に滑ったり、家では子供の作った双六をして楽しんだり。。。などなど。

 

そして、一緒に同じことをして遊んでいると、子供達の中にパパとの一体感が出てくる

一緒に遊んでくれたことを嬉しく感じてくれると思うのだ。

 

なお、これが習慣になると子供たちはパパと一層一緒に遊びたがるようになるので、体力が必要になることに注意。

子供は本当に疲れを知らない。そのパワーには感心する。

 

   たまにはすごいところを見せてあげる

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なんでもいいのだと思う。休日のDIY、キャンプなどのアウトドア、おいしいご飯を作ること等々。

私はこれといって得意なことがあるわけではないのだが、例えば上述の公園で一緒に遊んでいる時に鉄棒で逆上がりをしたり、縄跳びで二重飛びをすると子供たちはそれだけで私のことをすごいと感じるようだ。自分のできないことができるのを見ると子供もパパはすごいんだ!と感じて嬉しくなるし、すごい!と思ってもらえる自分自身も一緒に嬉しくなってしまうものだ。

  

   絵本を読んであげる

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ママが読むのと違って、パパが絵本を読んであげるというのは子供にとってとても新鮮な感じがするようだ。慣れていなくても良いので、一生懸命読んであげることが子供の心に残るような気がする。

私の失敗談でもあるが、集中して読めていないと子供はすぐにそれを感じ取り、聞かないで別のことをして遊び始めてしまうこともあるので、これも注意である。

また、経験上、寝かしつけの時に一生懸命絵本を読んであげると実に寝るのが早い。気が付くとすやすや寝息を立てていることがよくあった。パパの声を聴いて、安心して眠りにつけるからなのかも?と勝手に思っている。

  

   道端の草花に目を向けさせる

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私はこれを、娘が1歳になる前の赤ちゃんだった頃から心がけてきた。

まだ言葉を話せない時でも、きっと分かってくれると信じてやってきた。

それは、感性を身に着けてほしいと思ったからだ。

 

普段なら見過ごしてしまう、道端に生えている小さな草花もよく見るととても綺麗なものがあったりする。あのお花きれいだね、と言って、歩いているときでも立ち止まって子供にを向けさせることを続けていると、子供も自然と目が行くようになって、きれいだね、と自分から見つけて言ってくるようになってきた

あとは、その草花の名前を一緒に調べてあげると子供との話題にもなるし、子供だけでなく自分の勉強にもなるので一石二鳥だ。

 

また、それらの草花は当然ながら季節ごとに違うので、何がいつ咲くかがわかってくると、そこに新しい季節を感じることが出来るようになる。満開の菜の花や、道端に少しだけ咲いているイヌノフグリに春を感じることなんかがその良い例だ。そういった、季節を感じることのできるような「感性」が身に着くと良いな、と思っていた。

 

私自身も、親になるまでは正直、その辺りのことに目を向けていたとはいい難かった。だが、子供と一緒に散歩をしながら観察していると、結構見どころがあることに気が付いた。新鮮な発見だった。

 

そして、私の持論なのだが、そのような道端の小さな草花に自然と目が向くような人に、悪い人はいないと思うのだ。

草花も生き物である。生き物として育っていることは、人間と変わりないはずなのだ。そういった、草花(生き物)に関心を持ち、綺麗だな、と感じる心を持ってもらえれば…と思って心がけてきたことである。

 

 

…大きなところではこのとおり。私の経験が、この記事をご覧になられた方にとって少しでも参考になれば嬉しい限りだ。