電車の中でできることは? ~有意義な時間の使い方を考えてみませんか?~
今夜の帰りの電車。
向かいの座席の乗客は一列全員スマホを触っている。
自分の座った一列も、右の一列も、吊り革に捕まってる乗客も、みんなで触っている。
スマホなしではいられない世の中になってずいぶん経つ。スマホが今、この世からなくなったら、と考えると…いったいどんな事態になってしまうのだろう。想像することさえできない。
さて、このスマホを触っている人達のことだが、情報収集をしたり好きなドラマや映画を見たり、なら良いと思うのだが、暇つぶしでなんとなくネットをみたりゲームをしているケースもまた多いのではないだろうか。
通勤電車の時間は、考えると貴重な時間でもある。例えば週2日テレワーク、片道1時間の通勤、として単純計算してみたとしても1週間で2日×往復2時間=4時間。1ヶ月を4週間としてみると、テレワーク下であっても月に16時間を電車の中で過ごすことになるのだ。
もう少し、この時間を有効に使えないものか。電車の中で、考えながら帰ってきた。
短い時間であったが考えてみた、電車内での有効な時間の使い方。この他にもたくさんあるはずだが、私の経験の範囲で思いつくことは次のとおりであった。
【電車内での有効な時間の使い方】
・スマホで映画・ドラマを見る
・スマホでニュースをチェック
・新聞を読む
・読書(電子書籍も含む)
・景色を見る
・勉強をする
・人間観察
・寝る
・ラジオを聴く
・音楽を聴く
・英会話を聴く(勉強をする、の一つ)
・つり革やつま先立ちでのストレッチ
・SNS・ブログに投稿する
・ぼーっとする
・瞑想して無心になる
・電車内の企業広告を見て、その企業について調べる
・今日(明日)の仕事の段取りを考える
・取り掛かっている仕事のアイデアを考える
・休日にしたいことを考える
・スマホは映画や情報収集、ニュースのチェックなど、なんでもよいのだが、要は漫然と見ているのではなく何かしらの楽しみや目的を持ってスマホを使っていれば上述のとおり、有意義な時間の使い方になるのだと思う。
・ぼーっとする、というのは有効な時間の使い方と真逆のように見えるが、特に疲れた時は電車でぼけ~っとしているのも疲れがとれるかと思う。その点では極めて有効な時間の使い方の1つではないだろうか。好きな音楽を聴きながらだとなお良いかも。
・電車に貼り出されている広告を見てその会社を調べるのも結構面白い。広告を見ていなければその存在すら知らなかったであろう会社が、どういうことを事業として営んでいるのか、それこそスマホで検索してみると自分の中での知識が増え、新しい世界も広がるし、どういう戦略でその企業が、このデザインで広告を出しているのか、などといったことを考えることも、頭の体操になって面白そうである。
…特に帰りの電車では一日の仕事で疲れもたまっているし、無理してやる必要はないかと思うのだが、このように「どうやって楽しもうか?」ということを考えるだけでも日々の電車の中での過ごし方や気分が大きく違ってくるのではないだろうか。
そして、その中で出てきた「楽しみ事」を積み重ねて実行していくことが、今後の生活に確実に大きな影響を与えてくれるはずなのである。