何事もない一日を綴ってみる。
久しぶり暖かい一日であった。
本日はテレワーク。
朝起きて、洗面・食事・洗濯をしてからPCを立ち上げる。
洗濯物を干すためにベランダに出ると、朝から日差しが強くて暖かい。
昨日までのどんよりした天気とは、やはり気分が全然違う。
テレワークで仕事を始める。
単身だが住まいは住宅街に囲まれた場所にあるので、外は静かで時折り鳥の鳴き声が聞こえるようなのどかなところである。
テレワークの場合、社員間でのコミュニケーションは電話かオンライン。
オンラインでの会議は今日は久しぶりに何もなし。相談の電話がかかってきたりかけたりするのでその時は話をするのだが、それ以外の時間で聞こえるのは自分がキーボードを打つ時の音のみ。
お昼。食事をしてから昼休みは自転車で気分転換の散歩に出る。
外は日差しが朝より更に増して、シャツだけでも過ごせる陽気だ。
忘れていた買い物があったことに気がつき、駅近くのスーパーに立ち寄った。
帰り道、選挙が公示されたからか、候補者と思しき人の演説する声が、スピーカーを通してどこからか聞こえてきた。
午後も、たまに車の通る音こそするのだがそれ以外の外からの音はほとんどなく、たまに吹く風に揺れる木の葉の音が心地よく感じられる。
休憩でベランダに出て外を眺めていると、いつもの平日、職場であくせく仕事をしているのを忘れてしまう。
ベランダでちょっとだけ何も考えずに、アイスコーヒーを飲んで頭を休ませた。
気がついたら5時のチャイムがなっている。
あたりは暗くなり始めている。
日が落ちるのが本当に早くなった。
テレワークを終了する連絡をしてから、ご飯の用意。
明日、出勤時に食べるお昼の用意もしてしまおう。
私は節約のためいつもおにぎりを持って行っており、朝はバタバタするので夜のうちに作ってしまう。
時間のある時に準備をしておけば、朝もゆったり過ごせる。
最近、夜も寒くなってきたので寝る前にお風呂に入ることにした。
けれども今日は久々にブログを書いて、さて、あとは寝るだけだ。
…ふとんに入る前に考える。
明日はどんなスケジュールだったか。
仕事はあれを済ませてこれを相談して…。
週末はどう過ごそうか。
朝活をして、買い物をして、あれをしてこれをして…。
そんなことを考えていると、また明日から新しい一日が始まるな、という気持ちにさせられる。
テレワークでの仕事をしながらも、あっという間に過ぎる一日。
だけど、こんな平凡な一日が、本当はとても幸せな一日なんだろう。
実は贅沢な一日を過ごしたのではないだろうか。
そんなことを感じた10月・平日の夜でした。
ここ最近、仕事と家庭の事情の両方で忙しくなる出来事が続いており、テレワークで仕事をしたとはいえ久しぶりに一日を落ち着いて過ごせたので、たまにはこんな内容で緩めに綴ってみたく久々に記事をアップしました。
明日は朝から出勤してきます。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
小さな事の積み重ねが前向きな気持ちを作る。
今年、私が力を入れようと思っていたことの一つに「前向きな気持ちになろう」ということがある。
ともすると後ろ向きなことを考えがちで、今年こそその考え方を変えよう、と決意したもの。
最初のうちは、積極的になってみよう・おしゃれを頑張ってみよう・新たに勉強を始めよう…などなど色々考えて実行していたが、無理をして行動すること、前向きな気持ちになろうとすることはいずれも続かないことが多かった。
積極的・おしゃれ・勉強。もちろんこれらの行動自体は悪いことではない。
だが、私の場合、無理して大きなことをしようとするほどなんだか今の自分を否定しているようにも感じられ、却って前向きな気持ちが持てなくなってしまう、といった状態になることが度々あった。
何が良いのだろうか。
考えて辿り着いたのはやはり「小さな行動の積み重ね」。
日常、つい疎かにしてしまいがちな小さなことを、もう一度改めて意識してみようと思った。
前置きが長くなったが、「前向きな気持ちはまず行動から」。そう考えて取り組んでいることを挙げてみたい。
以前からこのブログで書いてきたことと重複してしまう箇所もありますがご容赦ください。
9つです。
①姿勢を正す
姿勢を正すだけで気持ちがシャキッとする。
姿勢が良くなくなるのは無意識なことが多く、そんな時は考えることも後ろ向きになりがち。
丸まった背中を真っすぐに伸ばすことを意識すると、不思議とやる気が少し出てくるものである。
②あごを上げる
下を向かず、あごを上げると気持ちも前向きになる。
姿勢と同じで前を向くことが心にも影響するのだろう。
③食べ過ぎない
食べ過ぎないことで、身体が軽くなったような気持ちになれる。
特に昼食と夕食。
昼食を食べ過ぎると眠気が強くなり、午後の仕事にも響く。
夕食も、特に遅く帰ってきてから食べ過ぎると寝るまでの間隔が短くなり朝起きた時の身体の調子にも影響する。
この辺り、分かってはいてもやめられなかったのは反省ですね。
栄養をとることは必要だが、食べ過ぎず腹八分目で済ませることの大事さを最近、感じている。
④人と比較しない
人と比べず「自分は自分」と思うようにする。
人と比べているときは得てして「他人の良いところ」と「自分の弱み」を比べてしまいがち。これでは前向きになれないのも無理はない。
長所だけしかない人もいないし、逆に短所だけしかない人もいない。
自分は自分。昨日の自分より少しでも成長ができたら、それで充分。
私はそう思うことにしている。
⑤暗い顔をしない
明るい顔で過ごす方が、接する人も気分が良いしその方が自分も得である。
暗い顔になる時は、特に目にそれが現れる。
目の力が弱いと顔全体が暗くなるので、「今、目が沈んでいないか?」と気がついた時にチェックすることは「明るい顔」を意識する時にとても役に立つ。
⑥スマホを見過ぎない
スマホを見過ぎず、本を読んだりするなど自分のために時間を使う。
それだけで、気持ちだけでなく身体も調子がいつもより良い気がする。
特にこの点は何回かこのブログでも書いており繰り返しになってしまうのは恐縮だが、スマホを長い時間見るとなんとなく頭や目、身体がだるくなる。
また、私だけかもしれないが、スマホをなんとなく時間をかけて見て、見終えた時になんとはなしの充実感のなさが残るのだ。
もちろん、例えばスマホで動画を見て勉強する、といったことは前向きな行動の一つだが、それでも見る時間はほどほどにしておきたいもの。
⑦発言はポジティブに
言葉の使い方一つで気持ちも変わる。
ネガティブな言葉を発すると自分の気持ちもネガティブになるし、ポジティブな言葉を発すると気持ちもポジティブになる。
自分でその気持ちの変化を意識するのは難しい面もあるが、自分で発した言葉が自分の心にも響くのだろう。
それが悪い方向に響くことのないよう心掛けていきたい。
⑧イライラしたら深呼吸
深呼吸をすることで、気持ちが冷静になれる。
イライラしてしまっている時に共通するのは「呼吸が浅い」こと。呼吸が浅いことによる酸素不足が人の機嫌にも影響するようだ。
深呼吸をすることで、一度、今しようとしている行動・言動から離れて立ち止まることができるのも大きい。
⑨常に感謝の気持ちで
人に対しても、物に対しても、出来事に対しても、何かしら感謝すべきことがあるはず。
目の向け方を変えて、自分が人にしてもらっていること、自分がいつも使っている物、自分の身の回りで起きた出来事に対して、何か感謝できることを見つけよう。
その気持ちでいると、最も大きいのは後ろ向きな思いが消えてくること。
自分のことより外に目を向けることが影響するのだろう。
時にはこの取り組みが全て出来ていなかったと思われる日もある。
だが、小さな事の積み重ねで気持ちも少しづつ前向きになり、結果的に一日が充実する。
この9つを実行してみて、今はその気持ちが大きい。
最近特に感じるのはこの逆で「小さなことを疎かにしているがゆえに気持ちが前向きから遠ざかってしまうのではないか?」ということ。
完璧には出来なくても、小さな行動を意識して実行していく中で気持ちも前向きに近づき、結果的に大きなことにも意欲が出てくることになる。
明日からも、無理なく続けていきたい。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
仕草に出る本音。
ふとした時の仕草に、その人の本音が現れることがある。
一例を挙げるだけでも様々な仕草がある。
グラスの置き方。
電話の切り方。
キーボードの叩き方。
食事の食べ方。
話を聞く時の腕組みや足組み。
などなど。
上記の一例を見てみると、このような行動でいわゆる「良くない仕草」が現れる時は得てして自分の気持ちに余裕がない時が多い。
この気持ちを言葉では表立って出さずとも、仕草で出てしまうことがある。
見ている人は見ている。
これらの行為は、相手には決して良い印象は与えないものである。
仕草だけではない。顔の表情や立ち居振る舞いも該当する。
私もそうなのだが、ふとした時に本音が顔に出てしまうことがあり反省しきりである。
仕草が綺麗な人はそれだけで素敵である。
見ていても気分が良いもの。
もう少し一例を挙げてみると、
挨拶の仕方。
歩く時・座っている時の姿勢。
箸やフォーク・ナイフの持ち方。
お茶やスープの飲み方。
話すときの口調。
などなど。
地味に仕草の差が出るものとして「席を立つ時の椅子のしまい方」も、人によって性格が現れるものである。
例えば、片手で適当に椅子をしまってしまうような行動は見ていてとても目立つもの。
逆にスマートに、丁寧に椅子をしまえる人ほど、その仕草が綺麗だと感じる。
そのような人は、きっと他のことでも丁寧なはずである。
そのような人の方が、接する相手も気分が良い。
これらの行為は仕草でもあるが「所作」という言葉も適切かもしれない。
日本人は所作に敏感であると言われるが、それはやはり理由があってのこと。
日本の伝統である茶道や華道などで昔から所作が伝えられ続けてきたのにも、やはりきちんとした理由があるはずなのだ。
人間である以上当然に表に感情が出てしまうことはあるが、それでもふとした時の仕草・所作に見直した方が良い点がないかどうか、振り返ってみることは有益である。
日々少し意識するだけでも、相手の印象は大きく変わる。
私も振り返ってみたい。
自戒を込めて。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。