年度末と桜の花
年度末を迎えて、特に仕事をされている方は忙しい日々が続いているかと思う。
私も例外ではなく、この年度末は毎年バタバタするし帰りも遅くなる。今年度から赴任した今の部署も例外ではなく、なんというか、仕事をせかせかとしているうちに一瞬で定時の時刻になる日が連日続いている。
また、緊急事態宣言の解除に伴い、これまでほぼ毎日のように続いていたテレワークの体制も来週以降は解除されて、出勤日が増えることとなった。
どちらが良いのか、難しいところがある。
出勤しないとできない仕事も多いのだが、一方でテレワークで一人の時の方が集中して取り掛かれることもあるし、往復の通勤時間をまるまる自分の時間に使えるメリットも大きかったりする。
いずれにしても、今後しばらくはくたびれる日が多くなるだろう。
そんな中での癒しと言えば、やはり桜。
東京は今、ちょうど桜が満開の時期である。
今年もコロナの影響で花見などは自粛となり寂しいものだが、緊急事態宣言の解除で桜を見に行く人は去年に比べてぐっと多くなるだろう。怒られるかもしれないが、感染対策をしたうえで、ぜひ見に行けば良いと私は思う。
私もこのお休み、都心の方へ出て桜を見に行くことにしている。見に行く場所も決めたので、良い写真が撮れたらアップしたい。
また、私は離れて暮らす娘に定期的に自筆で手紙を書いている。この手紙の中に、桜の写真を入れて送ってあげるつもりだ。
今日、外に出た時に撮影した桜。
雪が積もったように白っぽく、通り道の、色も空気も明るい雰囲気に染め上げていた。
桜が咲くだけで、普段の通り道がこれほどまで変わるものか。
いつもそんな思いにさせられる。
また、満開の桜が並ぶ通り道は夜でも明るい。帰路、桜が並ぶ通り道を歩くのが好きで、夜なのにまるで昼のような明るさを感じて一人、本格的な春が到来したことをいつも感じるものだ。
短い桜の季節。満開の桜の花を見ていると、忙しい仕事も頑張ろうという気持ちになれる。