ネットの手続きも一度経験したら簡単?
登記簿謄本を取る必要があり、今回初めて法務局のオンライン請求システムを利用した。
いちいち窓口まで行かなくても自宅で簡単に請求ができて、かつ手数料も安くなることがメリットである。
当方、学生時代からネットを使い出してもう20年以上は経過しているのだが、どうにもネットでの手続きには慣れることができず、未だに郵送や窓口手続きについつい頼ってしまうところがあった。
しかし最近、一度嫌でもネットでの手続きをやってみれば(やらざるを得なくなれば)、2度目以降の手続きは案外楽にできることに気がついた。
今更ながらだが。
今回の法務局のオンライン申請でも、2つ立て続けに請求したのだが1つ目の請求は手順書を見ながら不安になりつつ不慣れな状態で入力をしていたのに、2つ目の請求の時は入力の仕方が分かり操作が慣れてくるので、気分も入力の手付きも全然違っていることに気がついた。
他の例を挙げれば、ネットショッピングや電子マネーも、私はこれまでなんとなく現金で支払う方が安心な気がして最近まで頑なに利用していなかったのだが、一度きっかけがあって恐る恐る使ってみるとこれが非常に楽ちんで、慣れてきた今となっては逆に現金での支払いの方が少なくなっている。
(一方で、頼り過ぎることはリスクもあるので注意が必要ではあるのだが)。
「え?こんな簡単なの?」
と利用して初めて気がつくのだ。
これらのことは考えてみれば当たり前のことなのだが、意外と食わず嫌いの状態でいると気がつかないことなのかもしれない。
何事も「一度やってみることが大事だ」とよく言われるが、ことネットでの手続きは正にそれに当てはまりそうである。
あらゆる手続きがネットを介してのものになることは、このコロナ禍と昨今のデジタル化推進の流れの中で更に加速されていくはずなので、今からでも遅くないから少しずつでも慣れていった方が良いのだろう。
と、自分に言い聞かせた。